自宅で食品を撮る際、なにか工夫してますか?
家にあるものを使って少し工夫するだけで、いつもの食品写真とはまるで違った写真に仕上げることができますよ。
また食べ物を食卓に並べる時の盛り付け時の参考になるかもしれません。
では撮影の環境と使ったものの紹介、それから最後に今回商品撮影に使った漬物の作り方を紹介していきます。
もくじ
食べ物を物撮りする環境
ただ机の上に置いて写真を撮るだけでは、美味しそうな食べ物の写真を撮ることはできません。
少し環境にこだわるだけで、プロっぽい写真を撮ることができますよ。
撮影ボックス
今回の撮影環境はこんな感じでした(色々ちらかっていてすいませんが、だるまやお菓子やコップは関係ありませんw)
今回使用したのは、以前自作した撮影ボックスです。
撮影ボックスが光をまんべんなく反射してくれるので、明るくて影のない写真になります。撮影ボックスがあるとそれだけで写真を綺麗に仕上げることができるんですよ。
作るのが面倒!という方は買ってしまいましょう!
買うのも嫌!という方には撮影ボックスを使用せずに美味しそうに撮れるコツを紹介していますので、こちらも合わせてお読みくださいね!
手作りの反射板
写真の手前に二つ折りした紙が立ててありますが、これはカレンダーを切って折っただけの反射板です。
反射板があるとその方向に光があたり影を薄くしてくれる役目があります。よって綺麗に光が回って、食べ物の場合はより美味しそうに写すことができます。
白い色ならなんでもいいので、家に余っている画用紙やカレンダーの裏面などを使って反射板をつくってみましょう。
この反射板の効果については下記の記事で詳しく説明していますので、知りたい方はどうぞ!
上からの光を柔らかくするための布
食べ物ってツヤがあると美味しそうに見えます。
そのためには上から射す柔らかい光が必要なので、撮影ボックスの上に白い布を一枚被せて撮影します。
このちょっとした工夫が食べ物を美味しそうに写すコツです。
食べ物を入れる器と盛り方に気をつける
食べ物に合った色や形の器を選ぶことも大事です。今回は色違いで撮影してました。
比較してみるとよくわかると思います。
実際に撮影した写真(黒い器バージョン)
これがはじめに写した黒い器での写真です。
これはこれでいい写真だとは思うのですが、なんとなく黒い器が重い印象を持ちました。盛り方も平たく盛られていて立体感に欠けます。
実際に撮影した写真(白い器バージョン)
どうでしょう!夏っぽい爽やかな印象になりましたよね!白い器が漬物をみずみずしく写してくれています。
盛り方も少し小高くして、鷹の爪がアクセントになるように後から上にのせました。こういうバラバラとした食べ物を写す時は、器に対して少し小高く盛ることが美味しくみせるコツです。
食卓に出す時にもこういう所を少し工夫するだけで見栄えしますのでお試しあれ。
今回撮影に使った機材
撮影したもの
漬物の作り方
一応今回撮影に使った漬物の紹介もしておきます。見た目通りにとても美味しい浅漬けの漬物ができるのでオススメですよ!
まずはじめに、これがなかったらなにも始まらない三角屋水産さんの「浅漬けの素」。
母親からもらってから夫婦で劇ハマりしてしまった一品です。めかぶ入りなのも嬉しいですが、鷹の爪入りなのでピリッとした漬物に仕上がります。夏にピッタリです!
作り方は切って詰めて冷やすだけ
漬けるものはなんでもいいです。おすすめはキュウリとミョウガの組み合わせ。それから長芋を単品で漬けてみたことがありますが、さっぱりして美味しかったです。
作り方も至って簡単。材料を切って、ジップロックなどの密閉容器に切った野菜とこの浅漬けの素を入れて軽く揉んでから、空気を抜いて蓋をして、冷蔵庫で1時間ほど冷やすだけです。
この浅漬けの素の裏に作り方が書いてあって、そこには”漬けて一晩おきましょう”と書いてありますが、キュウリなんかは1時間程度で十分漬かった美味しい浅漬けができちゃいます。
逆に長芋などは漬かりずらいので一晩おいたほうが美味しいと思います。
簡単で激ウマ浅漬けの完成です。
まとめ
以上が食べ物を美味しそうに写すコツでした。
撮影ボックスがない方は、撮影ボックスを使用せずに美味しそうに撮れるコツを紹介していますので、こちらを合わせてお読みください!
以上、こりのろっさ(@rossa1523 )でした。