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ソニーの単焦点「SEL35F18」レビュー|日常をドラマティックに変えるレンズ

α6000作例3

先日ソニーのミラーレスカメラα6000を購入したと同時に、純正レンズであるソニーのEマウント用単焦点レンズ「SEL35F18(E 35mm F1.8 OSS)」を購入しました

少々お値段が高いことがあって購入には相当悩みましたが、結果的には「買ってよかった!」と胸を張って言える最高のレンズだと確信しました。

初心者にこそぜひ使ってほしい単焦点レンズの「SEL35F18」。このレンズで撮影するだけで日常にある風景がドラマティックに変身します

まずは作例として「SEL35F18」のレンズを使った写真をお見せしながら、魅力を書いていきますね。

SEL35F18(E 35mm F1.8 OSS)のレンズを使った写真

早速ですが、SEL35F18を使って撮影した写真の紹介です。わかりやすいようにJPEGの状態、いわゆる撮って出しの写真でお見せしたいと思います。

α6000作例5f1.8 1/40 ISO160
α6000作例3f1.8 1/100 ISO160
α6000作例1f1.8 1/40 ISO160
α6000作例2f1.8 1/1250 ISO160
α6000作例3f1.8 1/40 ISO160
α6000作例7f1.8 1/50 ISO100
α6000作例8f1.8 1/60 ISO250
こりのろっさ
こりのろっさ
ボケ方が綺麗なのに、髪の毛一本一本まで写るシャープなところもいい!

なぜこのような写真が撮れるのか、その理由を説明していきます。

F値が1.8と非常に明るいレンズ

SEL35F18(E 35mm F1.8 OSS)のレンズはF値が1.8と非常に明るいレンズです。一般的に「明るいレンズが良い」と言われますが、なぜ明るいレンズがいいのでしょうか。

暗い場所でも撮影できてボケの効いた写真が撮れる

明るいレンズが本領発揮されるのは、主に室内で撮影したい時だったり夜景を撮影したい時など、暗い場所での撮影時です

明るいレンズは暗い場面でも光をたくさん取り込んでくれます。そのためシャッターが早く切れるのでブレを起こしづらい、またISOを上げずに撮影できるためノイズのない綺麗な写真を撮ることができるのです

また明るいレンズというのは、F値を小さくすればするほど背景がいい具合にボケます。作例にあった写真を見てもらうとわかりますが、このように背景が綺麗にボケてくれます。

こういうプロっぽい、フォトジェニックな写真が簡単に撮れてしまうのが明るいレンズの良いところです

こりのろっさ
こりのろっさ
だから明るいレンズが良いってみんな言うんだね!

明るいレンズの欠点はNDフィルターで解決!

明るいレンズにも欠点がひとつあります…。それは明るすぎて晴天時は取り込む光が多すぎてシャッタースピードが足りなくり、結果白飛びした写真になってしまうことです。

これを解決するにはNDフィルターを購入しましょう。NDフィルターをレンズに装着することで入射する光を減らしてくれます。これがあれば晴天時でもボケの効いた綺麗な写真を撮ることが可能になります。

α6000にNDフィルターを装着した写真のアップ
明るい大口径レンズにNDフィルターが必須な理由!その驚くべき効果とは先日単焦点の『SEL35F18』という明るい大口径のレンズを購入しましたが、それと同時にNDフィルター(ND8)を購入しました。 ...

SEL35F18(E 35mm F1.8 OSS)のレンズのフィルター径は49mmです。

スナップ撮影や風景撮影にも使える35mmレンズ

実はこの「SEL35F18」のレンズを購入する前に、いくつか候補に入れていたレンズがありました。そのひとつが「SEL50F18(E 50mm F1.8 OSS)」です。

こちらの「SEL35F18(E 50mm F1.8 OSS)」レンズの方が「SEL35F18」よりも安かったので非常に悩みましたが、結果的に高くても「SEL35F18」を選んだのは何を撮りたいか』でした。

  • 子供や家族の写真を撮りたい
  • たまに風景も撮りたい
  • 室内での撮影も多い

私は上記のような写真を多く撮る(撮りたかった)ため、「SEL35F18(E 50mm F1.8 OSS)」のレンズでは50mm(35mm換算で75mm)と中望遠になってしまい、撮りたい画角に撮れない可能性がありました。

35mmフルサイズのセンサーに換算する計算式は『焦点距離×1.5』です

購入したSEL35F18(E 35mm F1.8 OSS)は多少値段は高いですが、35mm換算で52.5mm室内でも撮影可能』で『人物もスナップも風景も』と許容範囲が広いことが魅力です

手ブレ補正がレンズ側に付いている

私が使っているミラーレス一眼α6000はカメラに手ブレ補正の機能がついていません。そのためレンズ側に手ブレ補正がついている必要がありました。

SEL35F18(E 35mm F1.8 OSS)は手ブレ補正の機能が搭載されているので安心です。

逆にα6500などカメラ側に手ブレ補正がついているカメラをお持ちの方であればレンズに手ブレ機能はいらなくなるので、シグマのArtシリーズの単焦点が破格の安さなで写りも綺麗なのでオススメだったりします。

単焦点は軽くてコンパクト

iPhoneのRAWで撮影してVSCOで現像した写真3

軽くてコンパクトなカメラを購入したのなら、やはりレンズも軽くてコンパクトなものがいいです。

写真を見てもらえればわかる通り、軽くてコンパクトなボディを邪魔することがないレンズは相性がぴったりと言えます。

α6000の外観の写真
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とにかくカメラを買ったなら、どんどん外にカメラを持ち出して写真を撮りまくって欲しいのですが、重かったりバッグに入れた時に「荷物になるなぁ」と思い出すと、カメラを持ち出すこと自体が億劫になってカメラを持ち出すことすらしなくなったりします。

こりのろっさ
こりのろっさ
私も昔はそうでした…カメラに埃が被っていたことも…

そうならないためにも、まずは軽くてコンパクトなカメラとレンズにして、お出かけの際にストレスなく持ち出せる相棒のようなカメラになることが大事だと思っています。

「SEL35F18」の単焦点レンズで日常をドラマティックに切り取ろう

日常をドラマティックに切り取れるレンズ『SEL35F18(E 35mm F1.8 OSS)』

このレンズを購入したことによって、私のカメラライフはまた大きく成長をみせそうな予感がします。そういったワクワク感を与えてくれるレンズでもあります。

あなたも日常にある何気ない風景を、このSEL35F18(E 35mm F1.8 OSS)のレンズで撮ってみてはいかがでしょうか?

以上、こりのろっさ(@rossa1523 )でした。