今回はUJack(ユージャック)Desert300 ワンポールテントのレビューです。
DODのビッグワンポールテント購入に続き今年2つ目のテントを購入(しかも同じワンポールテント)ということで、若干リミッターが外れ気味の我が家です。
がしかし、ついにここにきて大本命のテントと出会うことができた!と喜んでいます。
それもそのはず、このUJack(ユージャック)ワンポールテント、値段のわりにかなり機能的。しかも設営も簡単で見た目もオシャレときたもんだから、これを喜ばない人はいません。
では詳しくUJack(ユージャック)ワンポールテントのレビューをしていきます。
もくじ
UJack(ユージャック)ワンポールテント Desert300について
UJack(ユージャック)とは
2015年に千葉県で設立された株式会社UJack(ユージャック)。
わりと最近できたブランドですが、ハンマーランタンスタンド(スタンド自体で地面に打ち込みができるタイプ)が有名で、その名を知っている人も多いのではないでしょうか。我が家もこのシングルタイプを持ってます!
クオリティーが高いのに手が出しやすい価格と、今まであったようでなかったアイテムが揃っている印象があります。
また公式のサイトも見やすくてオシャレ!アウトドアブランドのサイトって体裁の整ってないものが非常に多くていつもガッカリするんですが、UJack(ユージャック)さんのサイトは私の中ですごく好印象!とても見やすいです。
UJack(ユージャック)のワンポールテントDesertシリーズ
実はUJack(ユージャック)のワンポールテントって、Desertシリーズという1種類しかありません。しかも大きさ違いも300と450の2つだけ!
たった1種類とはいえ、「あぁこれならあと何年かはこのテントを使っていけるわ」と妙に納得できてしまうテントであることは確かです。
簡単に言えば、ワンポールテントの弱点を見事に克服した上で、さらに痒い所に手が届いた素晴らしいワンポールテントと言えます。
このワンポールテントにUJack(ユージャック)さんの盛り込める技術が詰め込まれている感じがします。
UJack(ユージャック)ワンポールテント Desert300の魅力と実際に張ってみた感想
インナーがポリコットンなので夏涼しく冬は暖かい
このUJack(ユージャック)ワンポールテント Desert300の最大の売りとも言えるのが「インナーがポリコットンでできている」ということ。このテントにはポリエステル65%:コットン35%の割合でコットンが混ざっています。
これにより、ワンポールテントの弱点といえる「夏暑くて冬寒い」を見事克服した「夏涼しく冬は暖かい」という最強のテントとなりました。
コットン生地は適度に息をしてくれるので結露しにくいという特徴があります。また「夏は適度に空気を通してくれて、冬は熱を逃げにくくする」という性質があるため「夏涼しく冬は暖かい」という快適な環境に整えてくれます。
先日実際に張って中で寝てみましたが、日中はかなりの日差しだったにも関わらず、テント内には影が濃く出ていたため、ポリエステル製のテントに比べたらかなり涼しく感じました。
また夜はだいぶ気温が落ちましたが、中では寝袋いらずで暖かく眠ることができました。
そしてこれ「インナーのみがポリコットン」というところがミソです!
フライシートまでポリコットンになってしまうとメンテナンスが大変。コットンは水に濡れたまま放置するとすぐにカビがはえてしまうので、雨に降られた時にはその後のメンテナスが大変になります。またコットンは乾きにくいです。
そんなことからフライシートはポリエステル製、インナーはポリコットンの組み合わせが最強と言えます。
出入り口に収納可能な雨除けがついている
ワンポールテントの第2の弱点と言えば、雨が降っている時に出入りするとインナー内に水が流れ入ったり吹き込んできてしまうことです。
この弱点を克服するために、UJack(ユージャック)ワンポールテント Desert300にはキャノピー部分に雨除けがついています。そしてなんと使わない時はファスナーをあけてクルクルっと巻いて収納可能!
これなら横からの雨にも対応できるし、出入りする際にもインナーに水が入り込む心配もありません。しかも雨が上がったら収納してしまえば邪魔にならない優れもの!
この雨除け、とても素晴らしいのですが風が強い時には風をまともに受けてしまい入口部分に負担がかかってしまうので収納しておくことをオススメします。
全体的に縫製がきれい
この値段にしてこの縫製の綺麗さにはビックリしました。
とにかくインナー・フライともに角やファスナー部分においてほつれている箇所やズレている箇所なんて皆無。
比較してしまって申し訳ないですが、DODさんのビッグワンポールテントの縫製はお世辞にも綺麗で頑丈だとは言えなかったので今回も実はあまり期待していませんでしたが、いい意味で期待を大きく外してきてくれました。
適度な大きさで大人3人は余裕で寝れる
Desert300はインナーサイズが300×300×270ということで、我が家のような大人2人の子供(3歳)で寝るなら余裕ですし、もともと持っていたエアベットを2つ並べて寝ることも可能でした。
この他にDesert450というもうひとまわり大きいテントも売ってますが、広ければ広いほど寒い季節に使うと中が温まりにくいので夜冷えます。
春や秋にキャンプすることが多い我が家ではこのDesert300が適度な大きさで過ごしやすいと思って購入しました。
逆に夏に使うことがメインだったり、ストーブなど暖房器具をたくさん持っているのであればDesert450は広く、中でご飯を作ったり食べたりとツールーム感覚で使用することができるのでオススメですよ。
設営方法は説明書をみれば全て理解できる
この値段くらいのテントには説明書はついてないか、もしくはペラ1枚の簡単な説明書しかついていないことがほとんどです。
しかしUJack(ユージャック)さんのワンポールテントの説明書は全6ページ。詳しく書いてあるので事前にYouTUBEやブログなどで設営方法を確認したりしなくて済みます。
いつもテントを購入した際には必ず設営方法をブログに残す私ですが、今回はこの説明書が完璧だったのでこのブログには載せないことにしたぐらいわかりやすいものでした。
キャノピーポールが4本付属は嬉しい
テントを購入した際にわりと「キャノピーポールが別売り」ということは多いのですが、このUJack(ユージャック)さんのワンポールテントには最初からキャノピーポールが4本付属してます。
これなら買い忘れもないし、テントを買ってすぐにこれだけ持ってキャンプに行けますよね。
メインポールやキャノピーポールが軽い
メインポールはしっかりと太めに作られているにも関わらずとにかく軽いです。
素材は何でできているのか公式さんにも載っていないのでわからなかったんですが、女性でも軽々持ち運びできますし、テント設営時インナーとフライを持ち上げる際にも負担になりませんでした。
大抵ポール類が重くなるので総重量が上がってしまうんですが、UJack(ユージャック)さんのワンポールテント(Desert300)は総重量が約10kgとかなり軽め。女性に優しいです。
色味がよくオシャレ
公式では”ホワイティッシュアイボリー(白色に近いアイボリー色)”とされているので一瞬「可愛い感じ?」と勘違いしてしまうところですが、正直見た目は薄いグレー!なのでクールでオシャレな印象を持ちました。
ベンチレーション(空気口)が濃い茶色で差し色となっているところもポイントが高いです。
UJack(ユージャック)ワンポールテント Desert300のここがイマイチだと思った点
UJack(ユージャック)ワンポールテントはほぼ完璧なんですが、あえて言わせてもらうなら下記の2点が気になりました。
出入りする際にファスナーを3回開けないといけない
中に入ろう(外に出る際も同じ)と思うと、フライシートのファスナーを1回開いてさらにインナーシートのファスナーを2回、計3回開かないと中に入れません。通常は2回開ければ中に入れます。
インナーの「メッシュじゃない外側の部分」と「メッシュの部分」とファスナーが別になっているので2回ファスナーを開けることになります。
またフライシートのキャノピー部分に雨除けがついているため、ファスナーを開けた際左右開きにならず、上にまくることになるので手で抑えておく必要があります。そうならないためには、雨除け部分のファスナーも開ける必要があり、結果ファスナーを開ける回数が1回追加されることになります。
まぁ正直手間がかかるってだけのことなの我慢すればいい話なのですが、さっと中に入れない点は少しマイナスに感じました。
付属のペグとロープはあんまり使えない
これはどのテントにも言えることなのですが、ペグは写真にあるような普通のペグですし、ロープは色は可愛いんですがなんか外側が伸び縮みして使いにくかったので、別で用意することをオススメします。
写真で見るUJack(ユージャック)ワンポールテント Desert300の様子
今回このようにサイトをレイアウトしてみました。
まとめ
機能満載でオールシーズン使えるUJack(ユージャック)Desert300のワンポールテントを手にした我が家。ついに本命と言えるテントに出会えてとても嬉しいです。
これからまた使っていくなかで気づくこともたくさんあると思いますので、その都度思ったことを追加していこうと思っています。
さてこのテントを持って次はどこに行こうかしら。
以上、こりのろっさ(@rossa1523 )でした。