金魚水槽をどのくらいの頻度で、しかもどうやってお手入れするのか最初はわからないものですし、他の人はどうやって水換えしているのかって意外に気になりますよね。
ということで今回は我が家の金魚水槽の水換え頻度と、そのお手入れ方法を紹介します。
もくじ
水換え頻度は1週間に1度
我が家の金魚水槽は1週間に1度のペースで、1/3程度の水を換えています。
水槽の大きさは30センチキューブ水槽を使っていて、水量は24L。
水質検査をしても実際とくに問題はないですが、だいたい1週間に1度くらいの水換えは欠かさないようにしています。なぜなら水槽が小型なためPHがすぐに変化したり水質悪化が早いからです。
水槽が立ち上がり、金魚を飼っているとPHが落ちて弱酸性に傾く傾向が出てきます。貝殻などを入れてPHを保つやり方でもいいですが、もともと新水を好む金魚ですし水換えしてしまったほうが私は早いと思っています。
また金魚はフンが多いので小型水槽では水質が悪化するのが早いので、その前に水換えして金魚の負担を減らすためにも、1週間に1度くらいの水換えが必須だと思っています。
暇な時は4日おきに水換えする時もあります。そこら辺は金魚や水槽の様子をみて適当にやってます。
水換え前に準備しておくこと
水温を合わせた水の準備
とにかく水槽内の水と水温を合わせる!これはマ!・ジ!・で!水換えの中で一番重要なことだと思ってます。
経験上、水槽内の水より多少高い温度の水を入れてしまった場合にはそこまで問題にはなりませんが、水温の低い水を入れてしまうと途端に金魚の調子が悪くなるので注意が必要です。
高い温度なら平気だといっても、その誤差は1〜1.5度程度におさめていたほうがいいです。
寒い季節になってからの水換えの際は、少し高め(1〜1.5度程度)の水を作っておいて、水を抜いたり掃除したりしている間に部屋の温度で自然と下がると思うので、その水を入れてあげると丁度良い感じになります。
暖かい季節なら、水換えの前の日に汲み置きしておいて部屋に置いておけば、自然と水槽内の温度になるので楽です。
カルキ抜きでカルキを抜くことも忘れないようにしましょう!
餌は水換え前に済ませておく
だいたい水換えの1時間前には餌やりは済ませておきます。そして水換え後にはその日は餌は一切あげません。
水換え日には水が少々汚れても後から水を抜くため、餌はクロレラや赤虫など水が汚れてもいい餌をあげたりしています。
また万が一水換え時に体調を崩したとしても消化不良にならないように、水換え後には餌は一切あげないようにしています。
金魚水槽の水換え方法と手順
1.ガラスフタや水温計などを洗う
一番面倒なことからやります。水槽内の備品の洗浄です。
洗浄といっても、水道水で流しながらスポンジで少し擦る程度です。
水換えの日に濾過装置を洗うのはやめましょう。バクテリアが減少してしまいます。我が家の水槽のように濾過装置が2つある場合なら、片方は洗って片方はそのままにしておくのが良いです。
2.水槽内の汚れを落とす
「劇落ちポイポイ」などの繊維の細かいスポンジで水槽内の汚れを擦っていきます。
あまり苔なども落としすぎるのも良くないかなと思っているので(ガラス面にも多少バクテリアがいる!?)、ガラス面の4面中3面のみしか落とさないようにして、1面だけ残してます。水換えのたびにその場所は変えるようにしています。
ただし正面は金魚が綺麗に見えるように毎回掃除してます。
3.プロフォースで水抜き
底に落ちたフンなどを吸い込みながら水を抜いていきます。
だいたいこの水槽内には22Lの水が入っているため、1/3の約7Lを抜くようにしています。
4.エアーポンプで水を注入
抜いた分の水、約7Lを入れていきます。
この時エーハイムの水中ポンプを使ってバケツから汲み上げて水槽内に注入しています。
この水中ポンプには水流を調整できるダイヤルがついているので、一番「弱」の設定にして水をゆっくりと注入するようにしています。
(この水中ポンプは50Hzと60Hzがあり、住んでいる場所によって使い分ける必要があるので注意です!)
ゆっくりと注入することで水質や水温また水深が急に変化することがないため、金魚にも負担が少なくて済みます。
5.サムライEXを注入
水換え時に愛用しているバクテリア本舗さんの「サムライEX」を規定の量だけ入れています。
水を腐敗させていくことでバクテリアを増やす従来のやり方とは違い、「発酵分解」という方法で水質を強力に浄化してくれる新しいバクテリアが「サムライEX」です。
販売しているバクテリアはあまり信用していなかったんですが、このサムライEXを使ったことで簡単に水槽が立ち上がったので、それ以来愛用しています。
サムライEXはヤフオクなどで購入することができます。
6.周辺の掃除と金魚の様子見
水換え後にはしっかりと周りを除菌して、掃除するようにしています。
それから金魚に変わった様子がないか、底でジッとしていないか、変な動きをしていないか、など掃除をしながら金魚の様子を観察するようにしてます。
まとめ
以上が我が家の金魚水槽に行なっている水換え頻度とその方法でした。
- 水換え前に餌やりは済ませておく
- 1週間に1/3の換水
- 水温合わせは慎重に
- 水換えと濾過装置の掃除は一緒にやらない
ポイントをおさえておけば、人間にも金魚にも負担がかからず楽に水換えすることができると思います。
以上、こりのろっさ(@rossa1523 )でした。